巻き爪の原因と対策について

【巻き爪の原因】

   ①     間違った爪の切り方

    ・深爪→爪の面積が小さくなり、爪が皮膚に埋まってしまい内側に巻き込むように伸びていきます。

 

    ・バイアスカット→爪の両端を大きく斜めに切る切り方がバイアスカットです。

              爪は繊維構造であるため、斜めに切ると丸く巻いていってしまいます。

 

   ②     窮屈な靴による圧迫

    ・先の窮屈な靴は足の両脇から圧力を受け続け、巻き爪が起こりやすくなるとともに

              外反母趾や浮指の原因になります。

 

   ③     外反母趾などの足指の変形

    ・外反母趾により隣の指による圧迫や地面からの圧力の変化で爪が巻きやすくなります。

 

   ④     浮指や寝たきりによる地面からの荷重不足

    ・爪はもともと巻いていく性質があり、地面からの圧力によって巻く力と爪を広げる力のバランスがとれ、

     正常な爪の形を保っています。

     浮指や寝たきりの人は地面からの圧力が加わらないため、巻き爪になりやすいです。

 

 

 【 巻き爪の対策】

    巻き爪は正しい切り方で切ることが一番の対策です。

    正しく爪を切るだけでも巻き爪の予防や改善できます。

    爪は指の形に沿って丸く切るのではなく「四角く」切ることがポイントです。

 

   ・正しい爪の切り方(スクエアオフ)

       指の先端より少し長め(指先から1㎜以内)の位置で真っ直ぐ切り、角を少しだけ落とすように

       爪やすりでやや丸く整えます。

    爪やすりは往復させて使用すると亀裂が入りやすくなるので、一方向にサッとなでるようにかけましょう。

    足の爪を切る頻度は1ヶ月に1度程度が目安です。

    

   ・爪切りの選び方

    爪切りの刃先に丸い角度がついている物は深爪しやすいので、

    刃先がストレートの物を選びましょう。ニッパー型の物もオススメです。

    ニッパー型の爪切りで自分の爪を切る際は一度に多く切ろうとせず、少しずつ切るのがコツです。

 

    巻き爪で痛み、悩みがある場合は当院に一度ご相談ください!

    通常の診療も行っておりますので、ご予約の際は前もってご連絡お願いします!